3/11発売号・週間エコノミスト「情熱人」で紹介されました

コンサート・ツアー情報

株や為替の情報満載の経済誌で「お金になることを考える音楽は、もうやめたいと思った」と言い放ってますね(笑)。

記事には、ピアノで演奏をしていた頃のキャリアについては書いてほしくない。と申し出たのですが、「情熱人」では音楽的なキャリアだけでなく、その人の人生を取り上げたいとの要望が編集部でありました。そう考えると、この部分は必須になるのかな、と。

学生の頃、事情があって生活費や学費を捻出していたため、バーや夜の街のピアノクラブなどで毎日のように演奏していました。青本、赤本と呼ばれるポピュラー音楽全般、演歌、歌謡曲、なんでもサッと弾けないと仕事になりません。「音楽をお金にする」のも、大変な仕事です。でも、そこに留まらなくて本当に良かったと今では思います。

インタビューは浅草橋の某会社の倉庫の2階にある、秘密基地的サロンでした。前日からおでんを仕込んで待っていてくれた社長さんと、記者の大宮さん、そしてカメラマンの武市さん。6、7時間も延々と続いたインタビュー、私だけでなく社長、大宮さんの人生も合流して、もう、紙面には書けないレベルの笑内容でした(笑)。

そんな中、シャッターチャンスを逃さず素晴らしい写真を撮影してくれたカメラマン・武市さんに感謝!写真がすごく苦手なので、こんな自然な笑顔はなかなかできません。さすがです!

そして、最終的なチェックを編集部とさせていただき、修正や事実の確認作業。私の記憶間違いなどもきちんと調べ上げて事実と相違ないデータを見つけてくださった桐山さんに感謝!さすが新聞社!

記者の方、編集部の方、そしてカメラマンさんの熱が伝わってくる記事です。

3/11発売号です。ぜひ読んでください!書店にも並んでいますが、一部をwebで閲覧できます。

情熱人:ノマド(遊牧民)の音楽家――小川紀美代さん | 週刊エコノミスト Online
バンドネオン奏者 小川紀美代/108  演奏するのが難しい蛇腹楽器「バンドネオン」に魅せられ、国内外を演奏して回る旅を続ける小川紀美代さん。音楽によって自身に新たな出会いが生まれ、また自身も人と人とをつないでいる。(聞き手=大宮知信・ジャーナリスト)

経済の動向の中に、全然関係ないと思われるこういう記事があるのって、いいですよね。実は、関係なく、ないんですよ。私はそう思います。ぜひ!

記事の最後に「申請中」と書いたフランスでのコンサート実現の知らせが今朝届きました。何事もチャレンジです。情熱と、健康、そして自分の価値観を持ち続けることが大事だと、本当にそう思います。

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