Profile

旅と音楽を愛するミュージシャンです

初めまして。

私はバンドネオンという楽器の演奏家です。

バンドネオンはドイツで作られ、移民によって讃美歌の伴奏の為にパイプオルガンの携帯型として船に積み込まれたと言われていますが、アルゼンチンのブエノスアイレスでタンゴの演奏のために使われるようになりました。奏法の複雑さから「悪魔の作った楽器」とも呼ばれていますが、深い哀愁と情熱、そしてどこか懐かしいバンドネオンの音色に魅せられ、国内外でコンサート活動をしています。

バンドネオン奏者・小川紀美代の公式HPはこちら(音源試聴もできます)

ツアーに出られないコロナ禍、音楽を通じて世界各国にメッセージを発信し続けました。

ラッキーなことに、日本よりも早く文化芸術活動が始まったフランスでのツアーを実現することができました。

職業柄、必然的にミニマリストになりました

バンドネオンは楽器自体の重さが7キロあります。また、100年以上前に作られた楽器なので時々故障があり、そのためいつもコンサートには二台持参します。あとは、CD、譜面台、専用椅子、PC、身の回りの必需品を常に約30キロ持っての飛行機、電車移動でした。

「1グラムでも軽く」

それがいつしか日常生活にも応用され、トランクひとつですぐに移動できるミニマルライフを送るようになりました。

2022年からは20年のペーパードライバーを脱出すべく、日本全国車旅ツアーにチャレンジしています。Vanlifeとの出逢いはこちらから。

また、ここ数年は電化製品に頼らない生活をしており、冷蔵庫、電子レンジ、掃除機、洗濯機などの家電は持っていません。

便利なモノ、当たり前にあるだろうモノがない場合、先人の知恵を学んだり自分で考えて不便を楽しむのが好きです。例えば冷蔵という保存方法がない場合、味噌や糠漬けなどの発酵食品、乾物、缶詰が活躍してくれるし、掃除機よりも棕櫚箒が素早く簡単に掃除ができることがわかったり、自分で手洗いをするために登山用の速乾性衣類を愛用していたりもします。

人生は旅だ。と考えた場合、いつでも動けるように、荷物は少なく、身軽でありたい。

大切なのはモノを所有することではなく、経験を共有すること。

そう考えています。

タイトルとURLをコピーしました