熱いぜ!神奈川おやこ劇場!

コンサート・ツアー情報

昨日は海老名まで、藤沢子ども劇場、横須賀おやこ劇場、海老名おやこ劇場の役員の皆さんと打ち合わせに伺ってきました。

まずは首都高から東名へ。先日、車を擦ったばかりです。不安な気持ちを乗り越えるべく、それにはまだまだたくさん経験しないとね。分岐も間違えずに圏央道まで乗り継ぎ、おやこ劇場事務所に無事辿り着きました!

出発前に綺麗手拭き洗車

事務所は一軒のおうち。その2階で、15名ほどの方々がすでにミーティングしていらっしゃいました。

みなさんと初めてお会いしたのは去年の春です。

おやこ劇場の企画に出演予定の音楽家、演劇関係の方、などなどが集まり意見を交わす機会をいただきました。自分以外はきちんとした事務所の方がきびきびとした受け答えをされている中、想いが溢れすぎて色々なことを脈絡なく発言しました。ちょっと場違いだっただろうか、なんか恥ずかしかったなーと思いつつ、月日が経ちました。

しかし、昨日の打ち合わせでは、その時の私の意見が印象に残って声をかけてくださったという意見もあり、とても嬉しかったです。

そして、役員の方々一人ひとりが自分の考え方、劇場のあり方などを丁寧に、熱く、お話ししてくれました。

「優れた舞台芸術は子どもの心を豊かに育てます。本物の舞台を見続けることによって、子どもたちは美しいものを美しいと捉える力、生命の尊さ、仲間と力を合わせる大切さなど、人間として大切なことを舞台から受け取ります。子どもたちをあたたかく見守る親同士のつながりが広がります。(海老名おやこ劇場会報より)」

ある役員の方は、私の演奏している姿から私自身の「人生」を感じたそうです。だから、子ども向けの曲や知られている有名曲ではなく、今、演奏者自身が表現したい音楽を演奏して欲しい。子供にはそれが一番「伝わる」のだと。そして、どうやってバンドネオンと出逢ったのか、そこから何を感じ、どんな経験をしたのかを深く掘り下げて話しました。

泣きました。嬉しくて、泣きました。

例えば、もう3年も、マスクで顔も見れない時代が続いています。人の顔が見れない。それが子供たちにとってどんなことなのか。お友達の顔がわからない。表情が読めない。言葉の発達に問題があるという報告もあるそうです。

だからこそ、生の演奏、生の舞台が欲しい。そこからいろんなことを感じて欲しいという願いです。

おやこ劇場では月々の会費で私たちの舞台、コンサートを企画されています。その制作過程も共有していくので、本番の前には出演者との交流会などもされています。

きちんとコンサートの趣旨を理解し、意見を交わしながらステージを創っていく。素晴らしいと思います。消費される音楽ではなく、みんなで創造する舞台です。

ネットやSNSでの交流が世の中的な流れですが、大量の紙媒体のレポートをいただきました。

熱いぜ!!!全部読むぜ!!!

先日の長津田でのコンサートには、おやこ劇場の皆さんが6名で駆けつけてくれました。そうやって、ネット情報だけではなく、実際に私の音楽と私、という人間を直接感じてからのご依頼です。

今週の日曜日の「こども芸術祭」ではソロ、来年の7月にはギターとのデュオ、再来年の春にはチェロも含めたトリオでコンサートを企画してくださっています。

可愛すぎるチラシ

いろんな年代の方々がいらっしゃいましたが、みんな元気!そして素敵!

おひさまのようなパワーをたくさんいただきました。

いただいたカリンはとってもいい香り。

最初に私にコンタクトしてくださった方は、なんとこの本の対談を読まれて私に興味を持ってくれたようです。夏目漱石研究家でもある、小森陽一さんとの対談本。懐かしいなあ。

行動する母は、強くて美しい。

日曜日の演奏が、とっても楽しみです。

事務所に貼ってあった原爆展のポスターから
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