音楽も絵画も、具象より抽象が好きです。
抽象的な作品の方が、より、自分の内面と向き合うことになる。
作品に対して「よくわからない」という人がいるけれど、私は「わからなくて当たり前」だと思います。
作曲した本人だって、何かを意図しているとは限らない。
突き動かされるがままに書いていたら、そうなった。ということの方が圧倒的に多いです。
だから、「自分が何を感じるか」ということを楽しむのが、音楽や美術作品に触れる醍醐味じゃないかな、と。
先日の神奈川公会堂でのコンサート、木下尊惇さんの繋がりで画家の平尾武夫さんがきてくださいました。
無農薬のレモンと、なんと、演奏を聴きながら描いた作品を終演後にいただきました。
レモンの瑞々しさと、平尾さんの作品の世界観が不思議に溶け合います。
翌日、塩レモンを仕込みました。
そのまま齧ってみたけれど、素直な酸っぱさの、とっても美味しいレモンでした。
塩レモン。発酵するまで待てるかな笑。
パスタやサラダなど、春らしいメニューを考えるだけで楽しみです。
人の繋がりって、嬉しいな。
平尾さん、ありがとう!