ウィークエンドサンシャインの公式HPはこちらです。
10月7日(土)NHK FM 7:00-9:20
再放送 10月12日(木)16:00-17:40
番組のプレイリストは放送後に発表するため、事前のSNSでの拡散はNGでした。
番組のラスト15分くらいから紹介が始まります。
ぜひ、再放送で聴いてください。
私は長年のピーター・バラカンファンです。
自分の意見を穏やかに、でもはっきり言う彼の語り口や、流行り廃りに関係なく「自分がいいと思う音楽」を率直に紹介していくスタイルにずっと憧れていました。
今朝、ラジオからピーターさんの声で自分の名前を聞き、曲が流れた時はもう、涙涙でした。
コロナ禍の絶望。
南仏の青い空と葡萄畑、Mezcal Jazz Unitとの思い出。
日本公演の企画を必死にしていること。
実行委員の一人が、思い切ってラジオ番組にコンタクトしてくれたこと。
周囲のご好意でピーターさんに直接お会いできたこと。
奇跡的に個人でビザを取得できたこと。
それらが走馬灯のように感じられました。
みんなの想い、そしてバンドネオンという楽器がもたらしてくれた、マジックなのかもしれません。
なんと、全国ツアー全ての告知をしてくれている!すごい!ありがとう!、、、と思いきや。
東京公演だけが抜けちゃってました笑。
メールで再告知をお願いしつつ、まあ、再度告知がもしできたら、むしろラッキーなのかもと思ったりです。
HPから抜粋した文章です。
このような趣旨の番組で取り上げていただくことが心から嬉しく、ご縁に感謝します。
*ウィークエンドサンシャインについて
ブロードキャスター、ピーター・バラカンのDJで送る
FMウィークエンド・ミュージック・マガジン。
独特の嗅覚とこだわりの哲学で古今東西の優れた音楽を紹介します。
「ウィークエンド・サンシャイン」は1999年4月から放送が続いている番組です。音楽をジャンルでくくらずに、基本的に何でも紹介するスタイルをとっています。しかし、完全に「何でもアリ」かというと、そうではありません。選曲をするぼくが1951年ロンドン生まれということもあって、世代や育った環境に関係する音楽の好み、性格による個人的な好き嫌いもあります。これは弁解するわけでもなく、自慢するわけでもありませんが、その事実を皆さんに知っていただく方が正直かなと思います。
選曲する時の基準は、単純に「これはラジオでかけたい曲」というものです。音楽に対する好奇心が強いのでいつもかなりの数のレコード(ぼくはどんな音源のこともレコードと呼んでいます)を聴いていますが、限られた時間の中で実際にどの曲を紹介するか絞り込む際に、何となく他でかかっていそうなものよりも、おそらく他ではかからないであろう、と思える曲を優先することもあります。
ある曲やミュージシャンを「メイジャー」とか「マイナー」と呼ぶ方がいますが、そういう言葉はぼくの語彙にありません。いつも思っているのは、知名度のないものを一旦知ればもう知名度のあるものに変わる、ということです。一般的に「マニアック」などと言われる音楽を当たり前に紹介するのがぼくのやりかたです。時々この番組のことを「敷居が高い」と言われることがありますが、決してそういうつもりではありません。どなたにでも聴いていただきたいです。自分にとって当たり前なことについて若干説明不足の場合もあるかも知れませんが、まずは音楽と向き合っていただければと思います。
ピーター・バラカン