ペーパー歴はなんと、２０年
遠い昔、急に郊外に住むことになって車がないと買い物にも行けない状況になったので免許を取りました。田舎に住むことも、車に乗ることも、自分の意志で選んだことではなかったので、消極的な選択でした。私は好きなことにはとことんのめり込みますが、興味のないことは全く反応できない性格なので、ちゃんと練習するでもなく、ただなんとなく運転していたと思います。だから、下手でした。
苦手意識だけを残したまま、都内に住むようになってからは全く運転はしませんでした。
そして、今。
運転したい野望がムラムラなので、かなりアクティブに練習しています。
毎日のように車庫入れの練習に駐車場へ。そのついでに車内をフラットにしてくつろいだり、食事をしてみたり。楽しい。
でもしかし！みんなの言う「慣れだよ、慣れ」に甘えて適当にしていたら、また元の木阿弥です。そこで思いついたのが「ペーパードライバー教習」でした。
ペーパードライバー教習はかなりいい
音楽は適当に感覚でやっているように見えて、奏法の基礎や音楽理論の知識をフル稼働させて演奏をしています。無意識でそれらをやれての、その上での、感覚なんです。
だから、運転もきっと同じだと。基礎をきっちりやっておいて損はないと思いました。特に私のようなペーパー歴２０年、最初から運転は適当、な人間はきっちり学ぶべきだと。
この本を出版しているペーパードライブ専門の出張トレーニングを行なっているサワムラガクに申し込みました。
1回目の教習は、２０年ぶりに車を動かすという緊張感も相まってあっという間の３時間でした。しかし、家のそばまで来てもらい、補助ブレーキ付きの教習車をでのトレーニングなので安心感もあり。そして何より、プロの教習はわかりやすかったです。
人気でなかなか予約ができないのですが、７月末にまとめて3回教習を受ける予定です。
いいです！サワムラガク！
運転を勉強し出してよかったこと
車を運転すること、道路を覚えること、駐車場を探すことなどは今までの私の生活には全く関わりのないことでした。一つ一つが新鮮で、新しい学びがあります。
また、車関係のことを教えてもらうことで、今までにない方向からの交友関係もできたし、情報交換も楽しい。運転の上手い知り合いに同乗してもらいながら教えてもらうのは、本当にありがたいし、信頼関係も生まれる。目的地に無事辿り着いた時の達成感がすごいです。
まだまだどきどきハラハラし通しですが、少しずつ、車が自分の足となっていくのだと思います。
そうそう、一番よかったことは、毎日の晩酌をやめたことです！
車のローンもあるし、節約の意味が大きいのですが、アルコールが入らないと夜の時間が有効に使えます。そして、目覚めがとっても爽やかです。車の運転を勉強するという目標があるので、全然我慢している感じがありません。むしろ清々しい。
明日も、少しずつ練習して、車での行動範囲を広げていこうと思います。
