「炭鉱のカナリア」であれ

日々想うこと

かつて炭鉱労働者はカナリアをカゴに入れて坑道に入ったそうだ。

有毒ガスが発生した時、カナリアは人間より早くそれを察知し、鳴き声が止むことから「何らかの危険が迫っていることを知らせる前兆を指す慣用句」として使われているということを知った。

小さくて繊細な存在だからこそ、いち早く身体に変化が起きる。

人間が気付くより早く。

眠れなかったり、

傷つきやすかったり、

感じやすかったり、

そういうことは決して、ネガティブなだけではない。

大多数の「普通」で「健全」な人たちがいるのと同じく、「カナリア」タイプも一定数いなければ、この世界は成り立たない。

生きづらかったり、疎外感を感じたり、違和感を感じたりするのは決まって「カナリアタイプ」なんだろうと思う。

元々小さくて弱い存在だから、いてもいなくてもいいと思われたりするかもしれない。

でも、カナリアが鳴き止まなかったら、人間たちは有毒ガスに気づかず前進し、死んでしまうだろう。

だから、自信を持って、

「炭鉱のカナリア」であれ。

写真は「カナリア蘇生装置」。

有毒ガスに反応してカナリアが鳴かなくなったら、死んでしまわないように酸素ボンベから酸素が出るらしい。

萌える笑!!!

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