2019年9月11日に急逝したアルゼンチン人ギタリスト・エドアルド・ガルシア。
数年越しで実現するはずだったライブの3日前の朝、リハーサルに自宅に行ったら、亡くなっていた。
前日の夜までメッセージで曲のテンポの打ち合わせをしていたというのに。
未だ原因わからず、突然の心不全。
享年45歳。
玄関先で立ち尽くしていたパートナーの真美子さんの姿が、忘れられない。
ガルシア真美子さんはトランペット奏者で、エドとデュオでアルゼンチン音楽を演奏されてきた。
東京佼成ウィンドオーケストラの一員として活動されている。
真美子さんのお誘いで2021年にデュオでとある企業の集まりでの演奏が予定されていた。
しかし、コロナ禍で流れ、それから何度となく再依頼、そして5年越しに実現することになった。
昨日は2019年から久しぶりにご自宅に伺っての真美子さんとのリハーサル。
道すがら、いろんなことを思い出して感慨深かった。
真美子さんはとってもお元気で相変わらず明るく優しく、強かった。
当時3歳だった愛娘・エリンちゃんがすっかりお姉ちゃんになっていた。
リハではエドとの演奏で使っていた譜面のフレーズも吹いてくれた。
愛する人が突然目の前からいなくなってしまうという経験はどんなにか辛く、やりきれない思いだろうと察する。
思い出の譜面を開く真美子さんの音は、切なく、美しかった。
音楽はいつも、私たちを繋げてくれる。
来週の演奏会がとっても楽しみ。
帰り道、エドが大好きだった回転寿司に寄ってちょこっと呑み。
「サーモン炙りで!」という彼の声が、昨日のことのように思えた。

人生何が起こるかわからない。
毎日を大切に、思い切り生きていきたい。
