映画館で映画を観る/ サウンドオブレボリューション〜音楽は世界を変える

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私にとって音楽は、娯楽ではなく生き様だ。

コンサートには滅多に行かない。

なぜなら、「みんなが知っている有名曲」「そのジャンルのスタンダード曲」とやらが、必ずプログラムされていることが多く、それを聴くのも、それを演奏しているミュージシャンにも、興味がないからだ。

とはいえ、個人個人で音楽の楽しみ方は違うので、それを否定するつもりはない。

でも、せっかく時間とお金を使ってその場にいるのだから、演奏家の心からのメッセージを聴きたいのだ。

前のめりに倒れてしまうほどのパワーを、感じたい。

知っている曲を聴いて自身の知識欲を満たしたり、思い出を回想するよりも、自分の知らないドキドキザワザワする新しい世界を知りたいと思う。

そうやっていつも、音楽や映画、芸術作品に触れてきた。

この作品は、グリーンランドの独立運動のきっかけになったロックバンドのドキュメンタリー映画だ。

イヌイットの民族の誇り。

美しい自然との共存。

ヨーロッパからの商業主義と教育が一番いいものとして若者を洗脳していく。

搾取。

アイデンティティの崩壊。

70年代、自由と解放を求めていた時代に活動していたSUMEというバンドのメンバーが出演している。

イヌイットの人たちの表情がめちゃくちゃいい。

手付かずの自然、流氷の景色。

何より、グリーンランド語で植民地化していた社会情勢を力強く歌うSUMEのサウンドに心打たれた。

音楽って本来、こういうものなんじゃないか。

最近、海外のアーティストとの共演やツアーも多い。

でも私は、アルゼンチン人になりたいわけでもないし、フランス人に憧れているわけでもない。

ヨーロッパやアメリカにいつまでも劣等感を持ち謙るよりも、日本の素晴らしい文化に誇りを持ちたいと思う。

そして、異文化に接することで多くのことを学び、インスパイアされたい。

何人でもない、他でもない「自分自身」であるために、音楽を続けている。

そうでありたい。

なぜか映画館のシステム故障で30分ほど上映が遅れた。

おかげで無料の映画チケットを1枚いただいた。ラッキー!

次は同じ敷地内にある東京都写真美術館で、ユージンスミスの写真展も見たい。

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