昨日はマスタリング作業の立ち会いでエンジニア・鎌田岳彦氏のスタジオへ、
鎌田さんとのお付き合いは考えてみると15年くらいになるのかな?とにかく、CM仕事をきっかけに、自分のアルバムも鎌田さんにマスタリングをお願いさせていただいてきた。
物静かな中に眼光鋭く、神経細やかなある意味「怖い人」というイメージの鎌田さんだったが、昨日は病気の話から始まってこれからの音楽業界のこと、地元北海道で個性的な書店を営む従兄弟さんのお話などなど、いろんなお話ができてとっても楽しかった!

今の時代の音楽配信について、少なくなりつつあるレコード、CDというメディアについて。
ダウンロードが主体の現在だけれど。
やっぱりCDという形にしての制作は配信とは全く違うよね。
例えば、それを録音した時の感情とか想いっていうのを、その作品を手にして聴いた時、思い出すよね。
と言いながら、とっても素敵な音楽を流してくれた。
やはりがんを乗り越えて音楽活動をされているアーティストの作品。
「生きてるっていう、歓びの音だよね」
私の新しいアルバム”Volver”も、闘病期間の思いが詰まっている。
コンサートのできない時期の不安、そして音楽への想い、自分自身へ「立ち返り」また、始めたいという切なる気持ち。
みんな、色々乗り越えながら頑張ってるよ!
大丈夫!
なんだか、年を重ねるごとにキュートになっていく鎌田さん笑。
本当にありがとう。
これからジャケットデザインを詰めていきます!