地味飯デトックス!

乳がんステージ0

手術後、放射線治療中やその後はさすがに食事の量は減ってしまい、その時食べられるものを食べられるだけ食べていた。

カロリーの高いもの、肉、魚、甘いものを食べるようにしても、体重は減るばかりで、かなり恐ろしかった。

これは、2023年の大仕事以来続いていて、食べても食べても痩せてしまい、本当にガリガリになっていた。

最近体調も良く、なんだか以前食べていた玄米や味噌汁の地味飯が無性に恋しくなった。

手作り味噌も常備していたし、いただいた玄米もある。

この1週間、玄米×胡麻塩、わかめの味噌汁を基本とするご飯を続けたらなんと!体重が少しずつ戻ってきた!

きっかけは、お味噌メーカーのウェブサイトで、広島や長崎で被爆した人たちがこのメニューで原爆症を回避できたという記事を読んだこと。

味噌(大豆)のたんぱく質やビタミン・ミネラル、わかめのミネラル(ヨウ素やカルシウムなど)・繊維、玄米のビタミン・ミネラル・ファイトケミカル(フィチン酸・フェルラ酸など)等々の総合力によって放射能の害を抑えたと考えられる。

また、毎日味噌汁を飲むことでがんを抑制できるという説もある。

特に乳がんには効果的で、大豆製品やイソフラボンと関係があるらしい。

どこの家にもある、玄米、味噌、わかめはすごいのだ。

体重が戻ってきたばかりではなく、甘いものやアルコールがあまり欲しく無くなってきた。

精白された砂糖やアルコールは、がんにはよくないとわかっていながらも、ちょいちょい嗜んでいた。

不思議なことに玄米ご飯と味噌汁を3食きっちり食べていたら、いつの間にかそんなに身体が求めなくなってきている。

これと季節の野菜、果物、納豆、お豆腐、卵。

週に1、2度魚や肉を取り入れるという「ごく普通の地味なおうちごはん」が最強なのではないかと思う。

先日、新玉ねぎとワカメとツナサラダを作ったら甘くて本当に美味しかった。

昨年仕込んだ手前味噌が今、めちゃくちゃいい感じに発酵している。

料理というのは結局、自然とつながっていて、人間はその自然の一部だということを忘れずにいたいと思う。

また、味噌を仕込もう。

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