今朝、フランスのマネージャーとのベトナムツアーの打ち合わせのメールの中で、私たちのコンサートは「Poussières de Vie 」というNGOが主催していることを知った。
この団体は、教育を受ける機会が限られている失業者への指導訓練や職業再訓練、ホームレスの子供や社会のその他の脆弱層への教育支援などの社会支援活動を目指している。
HPを読んで、涙が止まらなかった。
私は幼い頃ひどいDVを受けて育ったせいか、この「愛し、学び、生きる」への考え方が相当に歪んでいた。
親から与えられなかった「普通で真っ当な」愛や、学ぶことへの喜び、そして生きることについての考え方は、早くから家を出て自立していく中で培ってきたと思う。
音楽を続けていくこと、その中で関わってきた人たち、友人たちのおかげで、ここまで来れた。
だから、弱い立場にある特に子供たちについては、何かできないかといつも考えている。
親子のためのコンサートや、病院コンサート、子ども食堂など、積極的に関わってきた。
マネージャーのエリザは、長年この団体と仕事をしてきているらしい。
彼女がそもそも私に声をかけてくれたこと、長い間コンタクトし続けてくれたこと。
音楽だけじゃなく、生き方や感性そのものを共有できていることは奇跡だと思う。
私の個人的なことは全く知らなかったわけなのに、なぜかリンクすることが多すぎる不思議な関係だ。
そして今。
「愛し、学び、生きる」
この3つのことを、がん闘病の中でどれだけ考えただろう。
このコンサートで演奏できることに心から、感謝。

協会会長・パトリック・デジール氏の言葉を転記します。
私たちがここにいるのはなぜか…
私には夢があります…
いつの日か、すべての子どもたちが、両親や近所の人たち、友達や先生たちと愛と平和の中で成長します。
私は、ホームレスの子どもたちが愛する家に住み、戻ってくることができるという夢を持っています。
飢えや貧困、涙がなくなるという夢を持っています。
子どもたちの笑顔を見るという夢を持っています。
お金は彼らの幸せや楽しみを奪う原因にはなりません。
いつの日か、すべての子どもたちが自分自身を信じて自分の心と情熱に従うことができるようになり、スポーツをしたり、歌ったり、本を読んだり、価値ある人間になれるようになるという夢を持っています。
彼らは学校に行かなければなりません。
–パトリック・デジール–
ぜひ、HPを見てみてください。
個人的にはこれ!めちゃ興味あります笑!
フランスからベトナムまで16,000km自転車に乗って寄付を募るプロジェクト!
共演するメスカルジャズユニットの一部のメンバーは既にタイに到着している。
その後のカンボジアで合流したかったけれど、私は最後のベトナムで合流。
もう、ツアーは始まっている!
準備準備!!