部分切除したがん細胞の病理結果を聞きに日赤医療センターへ。
なんと!
手術の際、近くにごく小さい腫瘍があり念のためそっちも取り除き、検査に出したところ、、、ステージ0のがん細胞だったということだった。
発見したしこりは5ミリ。
手術中に見つかった腫瘍は4ミリ。
ステージ0のがん細胞が見つかる確率は1%。
奇跡が奇跡を呼んだとしか言いようがない。。。
今回の腫瘍はMRIにすら映り込まなかったので、見つけ出して切除を決断してくださった荻谷先生に感謝しかない。
いずれも非浸潤ガンなので、今回の手術で完全に取り切れたとのこと。
ただ、小さい方の腫瘍はまさかがん細胞だとは思わずに乳房の形成のため、ギリギリの範囲で切除した。そのため、放射線治療をその部分に長めに照射することで対応してくれる。
1月から予定していた放射線治療は12/23から早速開始する。
4週間毎日通院し、20回の照射を受ける。
この治療はいわゆる髪が抜けるとか吐き気がすごいとかの症状はなく、多少だるい、皮膚が被れることがある、くらいだということ。
日常生活は普通に送れそうだ。
2月末のベトナムツアーを考えると、1日でも早く治療を終了し、体調を整えたい。
1/22まで続く治療中は、風邪などひかないように体調管理には充分気をつけようと思う。
嬉しいことに、放射線治療の後の薬物治療は必要なし!
ホルモン剤投与を覚悟していたけれど、放射線を終えればひとまず今できる治療は終了、あとは経過観察ということになる。
担当の荻谷先生は偶然にもバンドネオンファンで、仕事の復帰にも非常に協力的でありがたい限りだった。
昨日は、譜面を演奏することと即興演奏の違いなどのお話で盛り上がった。
お互いバッハ、グールドが好き! などなど、診察も楽しい雰囲気で嬉しかった。
次回、再診でお会いするのは来年5月。
フランスツアーの土産話を元気な顔でお話しできたらと思う。
診察の後、放射線科でCTを撮影し、治療の説明を受ける。
先生も看護師さん達もみんな、明るくて優しい。
放射線を当てる目印のために上半身に緑のマジックと黄色のテープでマーキングしてもらう。
今、上半身はすごいことになってます笑。
このマーキングが消えないように、1ヶ月はおへそくらいまでしかお湯につかれない。
少しの間の、辛抱。
昨日から通院はKAZANE号で。
帰り道は六本木、青山、原宿、新宿など、ザ・東京!の夜景を楽しみながらも、とても感慨深い1日だった。
クリスマス、年末年始も広尾詣での毎日。
この道中も、思い出深いものになるだろう。