この国では自分の頭で考えることをせずに、思考停止のまま、与えられることを疑わずに生きて行くように教育される。
長いものには巻かれておけ。
安全安心、中流、普通が一番。
適当に、楽しくやればいいさ。
本当にそうなのか?
それに気づいた人は、勉強をする。
物事の根本を理解すれば、仕組みがわかる。
仕組みがわかれば、自分で構築することができるし、新しい仕組みだって、作れる。
最終的に自由になれるのは、「勉強した人」なのだ。
社会にも、もちろん音楽にだって「仕組み」がある。
ただ、売られている譜面づらを上手に弾いたところで、音楽の本質は本当の意味では伝わらない。
なぜ、ここに、この音があるのか。
なぜ今、この音を弾くのか。
アドリブや即興演奏を「適当に弾いている」と勘違いしている人の、なんと多いことかと思う。
アレンジ、作曲も然り。
逸脱や感性は、仕組みを知り尽くした上で成り立つものだ。
超人的に耳の良い天才を除けば。
凡人の私は、勉強をする。練習をする。
音楽家を「良いご趣味」の延長としか捉えられない人たちには、決して理解できない果てしない努力。
楽な仕事じゃないけど、その分喜びも大きい。
何より自分が納得するために、今日も、勉強をする。
昨日は生徒の理論講座とレッスン。
終了後、串カツで乾杯!!!
チンチロリンでハイボールのメガジョッキが当たってラッキーでした笑!!!
さあ、昭和歌謡。やるか。