漏水事故のため、約2ヶ月間、1日30分の水道開栓で生活した結果、1日家にいたとしても、
・飲料水、台所関係は2Lのペットボトル3本で充分
・洗濯、トイレはお風呂一回分の水でも余る
ということがわかりました。
これまで何気なく使っていた水道水ですが、この防災生活の中で色々学びがありました。
溜めて使う
台所ではこのバケツが活躍しました。一度食器の汚れを軽く拭き取ってから溜めた水で洗うと少ない量で済みます。うちではあまり脂っこい料理はしないので、バケツいっぱいの水があれば、食器を洗い、手を洗い、その水を植物にあげたり色々使い回しできました。
この水もお風呂から。入る時に体をキレイに洗って浸かるだけにすれば、私は全然問題ないと思いました。
お風呂で髪を洗うときはたらいにお湯を溜めてその中で洗います。髪が短いのでこのタライ一回分で充分でした。
大きめのタライ、便利です!味噌作りの時はいつもこれを使っています。
お風呂の残り湯をとことん使う
うちのお風呂は炊き直しができないので、いつも一回一回入れ替えていました。
それがどんなに無駄だったのか!!!
お風呂の蓋も長年使っていませんでした。これは、四国のお母さんからのプレゼント。ありがとう。蛇腹式で、とっても便利です!
この蓋をしておくと、翌日までお湯が温かいままです。
うちには洗濯機はないので、いつも手洗いなのですが、最近ふと、洗剤を使わなくてもいいのではと。自分の汚れは主に「汗」。時々食べこぼしなどで部分的に汚れた時はそこだけ、石鹸で洗えばよし。なので、このぬるま湯の浴槽に、洗濯物をぶっ込んでしばらくおいておき、適当に揉み洗いをして手絞りで干す。これでOKです。お日様にあててカラッと干せば、臭うこともありません!
そして残ったお湯は、トイレを流すのに使います。うちはユニットバス式にトイレとお風呂が同じ部屋にあるので、洗面器でジャーッと流すだけ。
限られた資源を大切に
階下のお宅に迷惑をかけないために、水道の開栓をなるべくしない生活をしてきました。その不便の中で、いろんな気づきがありました。
今まで当たり前のように、レバーを回せばトイレが流せて、水栓をひねれば水が出るという生活をしてきました。でも、当たり前が当たり前でなくなった時、頭を捻って身体を使った経験はとても楽しかったです!
漏水工事は完了したけれど、この夏は引き続き節水していこうと思います。
限られた資源は大切に使っていかねばね!
この経験は防災にも役立つと思います。
7月後半は階下のお宅のリフォームと、漏水調査で床と壁にぼっこりとあけた自宅の穴の修繕です。初めてのことですが、業者さんや保険会社さんのご協力で着々と進んでいます。
感謝!