味噌は冬に仕込むのが良いと言われていますが、意外にいつでもOKです。
暑い時期に仕込むと発酵が早く進むこと、後は、少々カビ発生のリスクが高くなるくらいです。
ツアーから戻り、念願の味噌作りをしました。
私のレシピを共有します。簡単ですよ!
用意するもの
1、大豆 500g
2、麹 500g
3、塩 200g
大きめの土鍋
ポテトマッシャー(あると便利!)
味噌を入れる容器
たっぷりなお水で大豆を一晩戻す
水の量は適当ですが、3倍以上に膨らむので多めに入れておきます。
そのまま豆を茹でる
最初、アクがたくさん出てくるので掬います。
今回は3時間、コトコト茹でました。
指で簡単に潰せるようになったらOK!
豆を潰す
大豆と種水(豆の茹で汁)を分けて、熱いうちにマッシャーで潰します。
この茹で汁、甘くて本当に信じられないくらい、美味しいので一度そのまま飲んでみてください!
スープや味噌汁に使っても美味しいです。
多少粒が残っていてもOK。むしろ私はその方が好きです。
麹と塩を混ぜておく
あらかじめ、麹と塩を混ぜておきます。
ここから使用しているのは、野田琺瑯のタライです。このタライ、本当に便利です!私は洗濯から食器や野菜洗いまでいつも使って重宝しています。
全てを合わせて混ぜる
この時、種水を加えながら、程よい硬さになるまで手で混ぜ合わせます。
よく、「耳たぶくらいの柔らかさ」と言いますが、分かりにくいですよね。
この後「味噌玉」を作るのですが、上手に握れるくらいの硬さが良いかと思います。
味噌玉を作る
空気を抜きながら、固いおにぎりを作る要領で握ります。
容器に詰める
私は琺瑯の容器を使っています。
底からぎゅうぎゅう空気を抜きながら詰めていきます。
表面に塩を振る
カビ防止のために適宜塩を振っておきます。
ラップを敷き詰める
これもカビ防止対策。
ぴっちり蓋をして空気が入らないようにします。
重しをのせる
特別な重石を持っていないので、予備の塩1kgをビニール袋に入れ、ぴっちり蓋をするように載せます。
塩は自在に形が変わるので、良いです!
あとは待つのみ!
6月末に仕込んだので、3ヶ月くらい、10月には美味しいお味噌ができていると思います。
本当はもう一つ仕込んで、長く熟成させたい!
手前味噌は美味しいので、すぐなくなってしまいます。
また仕込もう!!!
味噌づくりの醍醐味
なんと言っても、豆を煮ているときの甘い香りが家中を包む、あの幸福感かな。。。
コトコト煮込みながら読書をしたり、お茶を飲みながらたわいのないおしゃべりをしたり。
味噌を作ることでできる「時間」をゆったり過ごすことが、一番の醍醐味です。
圧力鍋で作れば早くできますが、日本の発酵文化って、この「ゆったり流れる時間」なんじゃないかと思います。
あとは、豆の茹で汁や、茹で加減を見るために食べた豆がめちゃくちゃ美味しいです!
これは、手作りした人でないと味わえない副産物ですよね〜。
あとは、時々カビていないかチェックしつつ、一度天地返しをしてあげるといいと思います。
自分で作った味噌は、特別に美味しいです。
簡単なので、ぜひ作ってみてください!