1月の後半からなんとなく、家呑みをやめていた。
で、人と会うときは楽しく適度に。
呑み過ぎもせず、いい感じで省アルコール生活をしていたら身体と精神が回復してきた。
で、
そろそろ薬もやめてみようかな、と。
去年の大事業であった「旅する音楽祭」、素晴らしい経験だった反面、ものすごいストレスを長期間にわたって感じてきた。
個人での興行ビザ取得による入管との闘い、感染や事故でもしもバンドが入国できなかったらの対策、このプロジェクトに対する金策などなど。
そんなわけで毎日悪夢を見ては不眠に悩まされ、一年以上睡眠薬を使わないと眠れなかった。
一応内科で処方してもらえるごく軽い眠剤ではあったけれど、「なくては眠れない」から脱出したいと、診察のたびに先生と相談をしては、いた。
もういい感じに戻っているし、やめてみるか。と軽い気持ちで飲まずに寝てみたら、全然眠れないじゃん!
で、意外と離脱症状がきつい。
頭痛と全身の強張り、そして眠れないので意識朦朧の数日。
そして雪が降る前日、あまりの寒さと楽しいキムチ鍋会で焼酎お湯割りをいただいて、「なんかよく眠れそう!」と床に着くと、、、アルコールが入ると眠りが浅くなり、そして、水分量を多く取ったためトイレの回数が多くてますます眠れず。
そこで初めて、「アルコールと睡眠薬は連動している」ことに気づき、薬をやめたいのならアルコールも止めるべきなのだ。と今更理解できた。
今まで眠剤によって脳内で人工的に作られてきた物質(GABAやらエンドルフィンやら)を自力で作り出す努力を少しずつしていこう。
何かに頼らないといけない=依存から抜け出そう。
お酒と薬をやめられた時、やっとツアーは終わるのかもしれない。
少しずつ自分が新しい方へ動き出せている感じがするし、この問題は結構興味深いので、時々経過を投稿していきたいと思います。
またこの本、再読しています。
私のことか!と突っ込みたくなるほど共感しきり(笑)。
大酒飲みの頃からの長年の大ファンです。