ビザ申請の山をこえ、ここ数日でやっと、音楽の準備を始めることができてきました。
11月10日の横浜ひまわりの郷ホールでは、曲ごとに照明を制作してくださいます。
そのためにはもう、プログラムを決定しなければいけない。
Mezcalのリーダー、ベースのManuとやりとりをして、セットリスト決定！
彼は常に冷静で、一番良い方法を提案してくれる。
心から信頼してます。
自分達のオリジナル曲の他、この２年間のわたしたちのつながりに関わる曲として一曲「Oblivion（忘却）」を選びました。
実はサックスのクリスのお父さんは、バンドネオンを持っていて演奏もしていました。
モンペリエで楽器店を営んでいたお父さんは、長い間地元で尊敬されるミュージシャンでもありました。
そのバンドネオン、残念ながらクロマチックタイプで私には演奏できなかったのですが、クリスはこのバンドネオンでこの曲をお父さんと共演もしていたらしいです。
バンドネオンはクリスにとって、大切なお父さんとの思い出でもあったのです。
Oblivionは最近はあまり演奏していませんでした。
譜面を見直し、Mezcalのみんなの一人一人の顔、音を思い浮かべながら新しいアレンジを考える。
ごめん、クリス、ちょっと吹きにくいキーだけど笑。
バンドへの指示も添付して、送信完了。
こういうやりとりの、一つ一つがツアーです。
もう始まってるんです。
事務仕事の山を掻い潜りつつ、10月は譜面作成、練習に時間をとっていきたい。
演奏家に戻らなくては！！！
