私は本当に会いたい人、本当に行きたいところは遠くても、必ず行きます。その代わり、近いからといって興味のないものにコンタクトすることはまず、ありません。近くて興味あるのが一番いいんだろうけど笑、あんまり関係ないかな。遠くても、その道のりがまた、楽しいんです。
コロナ禍の2年で2回、私たちの南仏でのツアーは「長距離プロジェクト」と名付けられました。変な日本語笑。でも、Mezcal Jazz Unitの想いが伝わります。
今回、クラファンのリターンとツアーでの販売のために、フランススタジオ録音4曲とバンドネオンソロ1曲のミニアルバム制作します。
昨日は、デザイン打ち合わせに茨城県石岡市へ。
私のアルバムのデザインを長年担当してくれている、高橋力さんと「長距離打ち合わせ」笑。
高橋さんはデザインの仕事をされつつ、コロナ禍で実家に戻られて農業にも挑戦。ちょっと前、実家の蔵を修復した事務所の写真を送ってくれた。その事務所があまりにも素敵なのと!!その生活や環境に興味があったので車で伺うことに。
高橋さんといえば「ディスクユニオンの地下系ジャズのデザインをしている色白でスキンヘッド髭の内向的な鋭さをもつ方」という印象でした。が!!!
日焼けした顔!がっしりと筋肉がついた身体!何より、目の光がなんかすごくなってる笑!
代々の蔵を一人で改装した事務所。
「コロナがあったから、できたんだよね」とさりげなくいうけれど、本当にすごい!!!
どうやって知り合ったのか思い出せないほど、長いお付き合いです。いまさら話すことにも、ええっ!と新鮮な驚きがあったり、私が一番長く住んだ吉祥寺に彼も住んでたことや、まあ、話せば話すほど、信じられないほど繋がっていて話が盛り上がり、あっという間に時間が過ぎました。
肝心なデザインについては、大まかな構成とコンセプト、使いたい写真を選んだり。
私は高橋さんのセンスがすごく好きなので、もう、身を任せる感じ。
生活と仕事って、同じなんだと思う。美しい生活をしている人は、美しい仕事をするって、信じてる。だから、高橋さんの暮らしを拝見して、ああ、この人にデザイン頼んでよかったな。いいものになるな。って心から思えた。
美味しいお蕎麦をいただいて、お知り合いの農園で梨とマスカットをお土産にいただきました。嬉しい!!
ちょうど首都高が事故渋滞で大変そうだったので、高速を途中で降りてお裾分けの旅に。
ああ、良い日だったなあ。
デザインが上がってくるのが楽しみです。