自分の力の及ばないことで、人生が変わってしまったり、大切な人を失ったりしてしまった時、どう生きるのか。
この映画に登場する、
川俣、二本松、安達太良山。
齋藤さん、大内さん、菅野さん。
つい先週行ってきた福島の風景や、おんなじ苗字の笑みんなの笑顔を思い浮かべました。
毎年、演奏に伺うことで少しでもみんなの力になりたいと願いつつ、いつも元気をもらって帰るのは、私自身です。
自然エネルギーで電気を作りながら有機農業を続ける農家の方々。起こったできごとを全て将来へ向けて前に進む笑顔。嗚咽を飲み込みながら、語り続ける強い意志。
コロナ禍で仕事を失って右往左往してきたこの3年間、福島からのお米や農産物にどれだけ助けられてきたことでしょう。
本当の絶望を知っている人たちは、強くて優しい。
私は、東日本大震災を忘れません。
だから、電化製品をほとんど使わない「個人的脱原発生活」をこれからも続けます。
多分、本当の幸せは、もっともっとと物質を求め続けることではなく、今をクリエイトし続けることだと思います。
コロナ禍で学んだ色々なこと、手を差し伸べてくれた人たちのことも、忘れません。
そのために声を上げ続けることも。
この映画を制作した小原監督に、心からエールを送ります。
8月19日には監督と河合弁護士、そして原発訴訟で活躍された小野寺弁護士のトークライブもあり、「原発をとめた」裁判長の「樋口理論」もわかりやすく説明してくださいました。腑に落ちました。
この映画に出てくる大人は、みんな、かっこいい!
ぜひ、「原発をとめた裁判長、そして原発をとめる農家たち」観に行って欲しい。8月と9月の週末、Morc阿佐ヶ谷にて上映中です。
11月のツアーの準備、CD制作、佳境です。この映画に関わる方々から、めちゃくちゃいいエネルギーをもらいました。
まだまだ頑張れる!!!