昨日は伊勢市の中山美術館yokowa199にてソロ。
会場はこんなところ。
野生のエゴマが群生し、大きな銀杏は毎年何千個もの身をつけ、もう少ししたら茗荷がわんさか生えてくる。もちろん、鹿や猪なと野生動物も顔を出す。
着いて、まず、川に入る。雨が降ったのに水は澄んでいて気持ちいい。
南仏の川を思い出す。
演奏場所は、こんな舞台。実は映像の荒木さんが作ったデッキ。
屋外なのに不思議と音が響いていい感じ。完全生音で行く。
昨日は画家の大伴幹雄さんの展示もされていました。お話ししていると「蒲郡出身で、子供の頃ボリビア帰りの絵の先生に教わってた」って!それ、木下さんですか?と思わず聞く。なんと、尊敬する共演者、フォルクローレアーティストの木下尊惇さんのお父さんだったのです。尊惇さんとのコンサートの時、お父さんの絵画をバックに演奏したりしていたのでびっくり!というか、全身に鳥肌が。
ここ、中山美術館に、ただならぬ場の気配を感じてしまう。
コロナ禍、変わらずにイベントを続けたというオーナー、ひろきさん。
綺麗な空気、開放的な空間、選び抜かれた美しいものたち。ゆっくり流れる時間。
情報ってなんだ。同調圧力?そんなもの関係ない。
ここにいる。そのことだけが、リアルなんだ。
ここは、自然、人間、目に見えないものたち、全部が、平和に調和してる。
私の周りをずっと離れなかった一匹の蝶。遠くに旅立った大切なひとだなって、すぐわかったよ。また会えたね。
月が光り輝く夜。
野外での演奏は、まるで夢みたいな時間でした。
ああ、繋がっちゃったなあ。
ここにいるのは偶然なんかじゃない。
約束の地。Promised Land。
またきっと、くるね。
ここにいるってことだけが、真実。