身体のメンテをしていこう。

乳がんステージ0

今週は自分のメンテ週間。まずは皮膚科へ。

乳がん手術前は欠かさずに月一で「足の裏削り」に行っていた。演奏する時の足裏にかかるテンションが半端ないため、踏みしめる箇所に長年、硬いタコができている。それを皮膚科で医療用の強力なカッターで削ってもらう。放っておくと大きくなってきて歩くのも痛くなるのだ。

半年ぶりにスッキリ〜!まあ、職業病なので定期的にまた、通おう。先生、ありがとう!

実は数ヶ月前から肩の痛みが気になっていた。まあ、50肩みたいなものかな〜と思っていたら痛みがひどくなってきたので、北海道ツアー前にヴァイオリン奏者の友人に相談。彼女も長年、指の動きのことで悩み続け、最近やっと演奏に復帰した。腕、肩、指は私たちにとってはかけがえのない部位。信頼できる医院を紹介してもらい、今日、伺ってきた。

整体や接骨院には一度も行ったことがないので緊張していたけれど、とても気さくな先生でほっ。私のブログやYouTubeもチェックしてくださっていて感激!

ツアー中のやり取りでは、野球選手などに見られる「肩鍵盤炎」ではないかと心配してくださり、ことによったらMRIも必要かもとのことだった。しかし、実際にエコーや触診した結果、そこまでの必要はないとのこと。「リハビリで必ず良くなります!」との力強いお言葉涙!

幸いなことに演奏するには支障はなく、特定の角度になると痛みが走る。怖くて動かさないようにしていたのだがむしろ、正しい方法でリハビリして伸ばすことによって回復するらしい。結局、がん闘病でお休みしていた後、急激に演奏活動を始めたため肩の組織が炎症を起こし、治りかける、そしてまた炎症が起こるを繰り返し、それが治ろうとする時の膠着作用で組織が固まってしまっているようだった。

「ちょっと痛いけれど、これは力を入れているのではなく私の愛だと思って頑張ってください」と、ゆっくりゆっくり、マッサージしながら腕を上げていった。痛い。しかし、確実に施術の後に可動域が広がって感動。。。

エコーでの検査の際、「なんでしょう、肩の組織が変な感じで歪んでいるのですが、何かに強くぶつけましたか?」先生。それは多分、何十キロも肩に背負って移動しているからだと思います。。。

朝晩「がんばりすぎずに」教えていただいた肩のリハビリ運動を10回3セットすることを約束して治療終了。完治までは少し時間はかかるけれど、時間をかけていい状態にしていこう。何より、自分の状態がはっきりわかり、これからの治療の方針が立てられたことで気持ちが明るくなった。実際に、帰るときは肩がとても軽く感じられ、痛みも軽減していた。

ガンの時もそうだったけれど、今回も本当に素晴らしい先生に出会えてラッキーとしか言いようがない。週末にまた訪れるのが楽しみにすら感じられる。身体の不調のたびに良い出会いがあり、世界が広がっていく気がする。私の後は近所の小学生が突き指を診てもらいに来ていて賑やかだった。

今週は少しのんびり。自分の身体を労わりながら過ごそうと思う。

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