2021年3月。コロナ禍真っ最中に作曲した「小さな瞼」。
この頃、山形の限界集落・大鳥地区に住む詩人、彫刻家の嶋尾和夫さんから米や山菜、地元の名産品が何度となく送られてきていた。
コンサートが全てキャンセルになり、いつまで続くのか先が見えない不安。
そんな中、大鳥のみんなの優しさが、心に沁みた。
この曲は、クラウドファンディングで制作した「想いの届く日」に収録されている。
バンドネオンバージョンはこちら。
最初のタイトルは「大鳥讃歌」だった。
唄は大鳥で知り合ったAkinoちゃん。
フランスのバンド・Mezcal Jazz Unitのサックス奏者・クリスがこの曲を演奏したいと言ってくれた。
彼は最初、「日本の古い伝統曲」だと思っていたらしい笑。
でもそれも、とても嬉しいことだ。
4/27、フランスの美しい村、カステルノーの素晴らしい教会でDuoで演奏する。
今日やっと、クリスのためのアレンジが完成した。
大鳥で生まれた曲が、フランスへ飛び立つ。
なんて素敵なんだろう。
写真は先日届いた「小さな瞼」の手拭いと。
飾ろうと思ったけど、手拭いとして普通に使ってます笑。