がん告知を公表してから、いろんな方にいろんなアドバイスをいただいた。
「これまでの生き方を反省せよ」的なものからスピリチュアル系まで。
それぞれ思い当たることもあるし、自分自身でも嫌というほど考えてみた。
が。
「がんの原因」、でググると「遺伝子に傷が付くことによる遺伝子の変化」とある。
この変化は、生活習慣や環境要因、感染症、遺伝(がんの家族歴)などによって引き起こされるという。
祖母が乳がん経験者であること、結構飲酒量は多かったよなあ笑、くらいは当てはまる。
けど、結局、がんになるかならないかは、本当に相当な不摂生をしたという方以外は、事故みたいなものなんじゃないかと思う。
むしろ、がんで亡くなった身近な人たちは、みんな前向きで明るい人格者だったし、健康にも人一倍気をつけていた。
だから、
「なぜ、がんになったか」
を思い悩むのではなく、
「がんを乗り越えて、どう生きていくか」
を考え、実行することが大事なんだろう。
近年、コロナ感染者に対して必要以上に非難が集中するのと同じ。
考えなしに行動して感染してしまった人は別として、ほとんどの人は、注意していたにもかかわらず感染してしまっているんだと思う。
私のようにコロナ禍に海外へ出て、ハグとチューの国・フランスで接触しまくっても感染性しない人間もいるのだ。
数日前から体調がとてもよく、身体が軽い。
よく眠れるようになったし、朝も気持ちよく起きられる。
大事なのは、ただ身体を温存するだけではなく、今の自分に何ができるか、どうやったらやり遂げられるかを考え、そして動くこと。
きちんと対策をすること。
それが、生きる力になっていく。
ちなみに、日赤医療センターの乳腺外科、放射線科、呼吸器内科、そしてかかりつけ医のクリニックからも、日常生活、仕事復帰への全面的GOサインはいただいている。
あとは、自分の身体と相談しながら、少しずつ、ジリジリと前進あるのみ。
食事も美味しく感じられるようになってきた。
食べることは生きることじゃ!!!