手術前に撮影したCTの結果の説明を受けた。
肺に影があるということで呼吸器内科へ。
まずは肺に5ミリ程度の影が3箇所あること。
原因と考えられるのは3つ。
過去の喫煙歴や年齢を重ねたことによる単なる傷跡のようなもの。
皮膚にシワができるような感じで、なんでもなくても影が映り込むこともある。
もう一つはポリープなど別の病気の可能性。
そして、乳がんからの転移。
乳がんは非浸潤がんだったので、転移の可能性は薄い。
しかし、可能性は全くゼロとはいえない。
呼吸器科の先生も、深刻にならない明るい口調で丁寧に説明してくださった。
診察の後、血液検査。これで別の病気かどうかが来週わかる。
がんの可能性としてはまだ小さすぎて判別できないので経過観察。
3月にもう一度、CTを撮影する。
吐き気とふらつきの中、放射線治療に通う中、ダブルパンチを受けた気持ちでしばらくは朦朧としていた。
先のことを考えると不安しかない。
どうしよう。
会計を忘れるほど動揺したけれど、なんとか帰宅。
いろいろなことが頭をよぎり、心臓のバクバクが止まらなかった。
ひとまず、放射線治療中は呑まなかった焼酎を温かいお湯割にし、うどんを作って食べた。
焼酎を、もう一杯。
で、気持ちが落ち着いた。
まあ、何が起ころうと、死ぬまで生きるんだと。
ならばその時間を、めちゃくちゃ濃い時間にしていこうと腹を括った。
今朝、吐き気やふらつきは少し良くなっていた。
軽いつわり程度か。
良い感じ。
不確実なことを気に病んでも時間の無駄だ。
この1日1日を、ちゃんと生きていこう。
さて、これから照射です!行ってきます!