放射線治療13日目・肺に転移の可能性

乳がんステージ0

手術前に撮影したCTの結果の説明を受けた。

肺に影があるということで呼吸器内科へ。

まずは肺に5ミリ程度の影が3箇所あること。

原因と考えられるのは3つ。

過去の喫煙歴や年齢を重ねたことによる単なる傷跡のようなもの。

皮膚にシワができるような感じで、なんでもなくても影が映り込むこともある。

もう一つはポリープなど別の病気の可能性。

そして、乳がんからの転移。

乳がんは非浸潤がんだったので、転移の可能性は薄い。

しかし、可能性は全くゼロとはいえない。

呼吸器科の先生も、深刻にならない明るい口調で丁寧に説明してくださった。

診察の後、血液検査。これで別の病気かどうかが来週わかる。

がんの可能性としてはまだ小さすぎて判別できないので経過観察。

3月にもう一度、CTを撮影する。

吐き気とふらつきの中、放射線治療に通う中、ダブルパンチを受けた気持ちでしばらくは朦朧としていた。

先のことを考えると不安しかない。

どうしよう。

会計を忘れるほど動揺したけれど、なんとか帰宅。

いろいろなことが頭をよぎり、心臓のバクバクが止まらなかった。

ひとまず、放射線治療中は呑まなかった焼酎を温かいお湯割にし、うどんを作って食べた。

焼酎を、もう一杯。

で、気持ちが落ち着いた。

まあ、何が起ころうと、死ぬまで生きるんだと。

ならばその時間を、めちゃくちゃ濃い時間にしていこうと腹を括った。

今朝、吐き気やふらつきは少し良くなっていた。

軽いつわり程度か。

良い感じ。

不確実なことを気に病んでも時間の無駄だ。

この1日1日を、ちゃんと生きていこう。

さて、これから照射です!行ってきます!

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