がん闘病を公表して良かったこと、気づいたこと

乳がんステージ0

乳がんを宣告された時、公表するかどうか、かなり考えた。

結果、たくさんの方からの励ましやアドバイスをいただくことができ、勇気を出して良かったと心から思っている。

超初期とはいえ、転移や再発と一生向き合って行かなくてはいけない。

宣告されてからの1ヶ月、これからどう生きていきたいのか、何がしたいのか、誰と一緒にいたいのか、などなど真剣に考えた。

そういう意味では、良いきっかけになったと思うし、今だからできた決断もあった。

その反面、闘病を公表することによって、仕事の依頼は少なくなるんだろうなとか、みんなに必要以上の心配をかけてしまうことにならないか、とか、色々考えた。

実際、手術後の数ヶ月は体調が確約できないのでコンサートをしばらく予定していない。

この先の生活はどうなるんだろう、ちゃんと復帰できるんだろうかとか、不安でいっぱいではある。

例えば無事元気になったとしても、ネガテイブな噂ばかりが一人歩きすることもある。

今でも、きっと悪気ではないんだろうけれども傷つくことを言われることもあるし、不安を煽られたり、心無い言葉を受ける時もある。

でもそれも含めて、闘病。

それらのことにどう立ち向かっていくか。

それを堂々と発信するために、公表することを選んだのだから。

自分が声を上げなければ知らなかったいろんな方の人生も知った。

昨日届いた、乳がんの先輩からの贈り物。

イソフラボン!

ありがとう。

辛い経験も、それを乗り越えた時には「本当の」愛になって、届けることができるんだなあ。

私も、そうなりたい。

来週の今頃は、ついに手術です。

体調整えながら、毎日を過ごしていこうと思います。

タイトルとURLをコピーしました