一体これからどのくらいお金がかかるんだろう。と思い、ざっくり「乳がんステージ0治療費」とググってみた。AIによると3割負担で「総額126万円」らしい。ほんと??
しかし!先日、告知を受けた時にクリニックで「高額療養費」についても聞いていたし、保険の「がん特約」にも加入している。慌てず騒がず、これらについて調べてみた。病院でいただいたリーフレットがとてもわかりやすかった。
高額療養費
通常、治療にかかった費用の1〜3割を自己負担とされているけれど、その費用が高額になった場合、「自己負担限度額」が決められている。年齢や所得によってその割合が決められている。


昨年は例のフランスプロジェクトで大きな赤字を出した。これは!ラッキーかも!!限度額は低い設定になるのでは!
さらに調べていくと、この制度は「月ごと」「病院ごと」そして「入院」「外来」と別になっているらしい。なので、全額を当てはめて限度額のみで、というわけではなかった。しかし助かる!!!

申請するには「限度額適用認定証」が必要で、区役所などで簡単に発行してもらえるらしい。最近はマイナンバーカードを保険証に使えば、そのままそのデータの中で処理されるらしいので、便利!

がん保険など
私は長年「都民共済」に加入している。フリーの演奏家なので医療保険を中心に「総合保障2型+入院保障2型」それに「新がん1型特約」。やっとこれらを使う時が来た!
がん診断時の一時金、入院、通院、手術、放射線治療などの通院治療に適用される。
ほぼ掛け捨てなので、入っていてどうなんだろう。と、疑問に思った時期もあったが、今回は素直にありがたい。
共済に連絡をして、まずは一時金を請求すべく、共済のフォーマットの診断書などの書類を送ってもらう手続きをする。このご時世に、まだ郵送、、、まあ、仕方ないか。これをクリニックに持参し、診断書を書いてもらって再郵送、一時金の支払い、という流れになる。
治療費の精算に向けてすべきこと
1、領収書を「月ごと」「病院ごと」「通院」「入院」に分けて必ず保存。
2、高額治療療養制度を利用するために、自己負担限度額を確認。必要であれば「限度額適用認定証」を区役所などで発行する。
3、保険会社に必要書類を送ってもらい、診断書とともに郵送、保険額の請求をする。
一括でできるわけではないので、結構煩雑にはなるけれど、かなりの助けになると思う。

詳細はこちら。
がん告知を公表したことで、同じ経験をした方に貴重な助言をいただいたこと、心から感謝です。
公表することによって考えられるデメリットも頭をよぎり、迷った末での決断でした。
でも、たくさんの方々から励ましをいただき、経験をお聞きする機会にもなり、本当によかったです。
これからもアドバイスや助言、よろしくお願いします!