乳がんステージ0。
腫瘍の大きさ5ミリ。
マンモグラフィーにも映らない大きさです。
脇の下を蚊に刺されたため、たまたま腕を上に上げた状態で胸の付近に薬を塗っていたら、米粒大のしこりを発見しました。
数年間の乳がん闘病の末、6月に天国へ旅立ったバンドネオンの生徒さんのお墓参りの直後でした。
なんだか気になって、すぐに乳腺外科で検査を受け、昨日、結果が出ました。
ステージ0での発見は1%。
先生には「奇跡だ」と言われました。
昨日のうちに手術の病院と担当医を紹介していただき、初診を予約。
年内には手術を受け、腫瘍を切除、その後、5週間に渡って放射線治療を受ける予定です。
現在、体調はすこぶる良好。
9月は北海道、韓国とハードで充実したツアーをこなし、帰国したばかりです。
発見が超初期なのが幸いして、手術までは変わらぬ日常を過ごすことができそうです。
また、手術に関しても、1週間ほどのお休みで回復できる見込みです。
看護師さんからは「美味しいものをなんでも食べて体力をつけ、毎日を楽しく過ごしてください。制限は何もありません。」とのこと。
ネットの情報を鵜呑みにしないこと。
そして、医師から対面で得られる情報を、信頼すること。
心強い限りです。
今年はがん闘病で頑張ってきた大切な人たちを何人も見送ってきました。
次は、私の番です。
流石に昨日はいろんなことを考えましたが、がんであろうと健康であろうと、いつか息を引き取る日まで精一杯生きる。という事実はみんな、平等です。
100%、人間は死ぬ。
それまでの時間を、どう生きるか。
ただそれだけのことなのだ。と、腹を括りました。
がんを宣告されるという事態は、一生に何度もあることではない貴重な体験だと思います。
また、同じような状況で悩んでいる方、苦しんでる方に少しでも参考になれば。という思いもあり、自分の病状を隠さず、お伝えしていくことにしました。
昨日は、がんとわかってからしなければいけないことが意外とたくさんあることにびっくりしながらも、看護師さんに助けられながらできるだけ落ち着いて、処理を進めました。
そんなことに関しても、具体的に書いていくことにします。
初めてのことで不安なことばかりですが、一つ一つ前向きに立ち向かっていきます。
どうか、見守っていてください。