やっぱり、旅は必要です。

コンサート・ツアー情報

三重ツアーから東京へ、無事戻ってきました。

土地やコンサート会場が持つパワー、人との繋がり。実際足を運ばないと感じられないこと。

改めて、旅、そして音楽は、私にとって必要なことなんだと感じまくりでした。

最終日、深夜バスの時間までの半日で映像アーティスト・荒木紀裕さんとその家族と巡った三重の濃すぎる場所と、素敵な時間をレビューします。

結論。楽器二台持ちの深夜バス移動はNG

行きのバスでは偶然一番後ろの席でしたが、帰りは中程でした。今回のバスでは「後部」としか指定ができなかったのです。満席だったため、バンドネオンは通路には置けず膝に抱えて約8時間。ほとんど眠ることはできませんでした。。。

結論。

早く車移動できるようになるべし!

またはコストはかかるけれど新幹線を利用した方が、良いです。

今日から、首都高抜けの練習を始めます。

水屋神社

三重に来てお伊勢参りをするのは定番ですが、荒木さんに「知る人ぞ知る」ところへ連れて行っていただきました。ここは、荒木家のルーツでもあり、お互いの共通の友人である「月の庭」店主、岡田マサルさんのご家族がよくお参りに来て、闘病中のマサルさんにお水を汲んで行ったそうです。

神社の裏手には、美しい川が流れています。

心も身体も、なんだか軽くなったような気持ちです。

虹の泉

あえて前情報を聞かずに向かった「虹の泉」。湧水か、と思いきや!

未完の大作「陶芸空間 虹の泉」は、陶芸家・東健次氏が松阪市飯高町の山奥に創り上げた世界。

東氏の略歴です。

1938年生まれ、三重県松阪飯高町森で育つ。
愛知県立瀬戸窯業高等学校卒業。
22歳、セイロンへ初めての旅。神から陶アートスペースを作るように告げられる。
23歳、第5回日展 工芸美術部門に入選。
28歳、外国の地を求めてアルゼンチンへ移住。アンデス山脈の麓に土地を購入し、作品を作り始めるが、自信を失い挫折。
39歳(1978年)、苦悩と忍耐の日々の末、日本こそが新たな目的地であるという考えに変わる。
帰国後、富永にアトリエ・窯を築き、虹の泉の創作を開始。
2013年5月、享年74歳。

35年の歳月をかけて創り続けた作品群。ここにいるだけで異世界に迷い込んだようです。自分の半生をかけた作品。その長い年月、何を思い、何を信じて創り続けたのか。

荒木さんは創作に迷いが生じた時、生前の東氏とここで話をされていたと言います。

まさかのアルゼンチン繋がり。そしてその経緯は、クラシックを勉強しにパリに渡り、最終的には自国の音楽であるタンゴに立ち戻って素晴らしい作品を創り続けた、アストル・ピアソラのようだと感じました。

虹の泉の詳細はこちら。

とにかく、鳥肌が止まりませんでした。

猿田彦神社と伊勢神宮内宮へ

松坂駅まで送っていただき、ここからは一人旅。

まずは「みちひらき」の神様、猿田彦神社へ。急行電車で20分の五十鈴川駅から歩きます。

そして「おかげ横丁」までお散歩。

虹の泉があまりに強烈だったため、なんだか呆然としたまま、内宮の入口へ到着。

いろんなお参りの仕方のお作法があるようだけれど、私は境内の五十鈴川が好きなのでお参りの後、ほとんどの時間をそこで過ごしました。

おかげ横丁は17時で閉まってしまうので、そのまま駅へ。なんだかまだ、呆然としたままです。

松阪駅前で、ひとり呑み。

本当は五十鈴川駅で、と思ったのですが、嘘のように駅前にお店が全くない!仕方がないので、バスが出発する松阪駅へ戻ります。

適当に入った居酒屋が、めちゃくちゃよかった!荒木さんにいただいた本を読みながら、海鮮サラダや手羽先をいただきました。やっと落ち着いてきた。

一番のパワーの素は、、、

東京に連絡したり、荒木さんとメッセージのやり取り。やっと現実っぽくなってきました。

今回、次男の環くんがバンドネオンにめちゃくちゃ興味を持ってくれて、この日も半日、一緒にパワースポット巡りに付き合ってくれました。一緒に川遊びをしたり、アリの巣を観察したり。楽しかったなあ。帰宅後、こんな絵を、すごい勢いで描いていたみたいです。水屋神社の裏の川だね。

「環くん、大好き💖」とメッセージしたら、

相思相愛💓じゃないか!

一番のパワーは、環くんのどストレートな好奇心と笑顔でした。

奥様・章代ちゃんにも美味しいお料理たくさんご馳走になりました。ありがとう!荒木ファミリー!

少しだけ、演奏写真

主催、パフォーマンスと大忙しの中、荒木さんが撮影してくれた貴重な演奏中の写真笑。

想い出いっぱいの三重ツアーでした!

今回、たくさんの人たちと繋がったこと、三重のパワースポットをめちゃくちゃ感じることが出来ました。

きっとまた、来るね。

新しい始まり。

みんな、ありがとう!

心からの感謝を込めて。

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